焦茶色のパステル

第28回江戸川乱歩賞受賞作

パステルから想像したのはパステルカラー・・・・・淡い色彩。
ん、焦茶色とパステルってどんな取り合わせなんだろう?

馬の名前でした。
実はこの題名がしっかり意味を持っています。

競馬を題材にしたミステリーですが、私のように全く競馬を知らない人間にも分るように描かれています。

競馬評論家の「大友隆一」が殺害されます。
巻き添えのように思われたのですが、ある事実に気が付いていたことが判明します。
その事実とは何だったのでしょうか?

大友隆一の妻「香苗」とその友人「綾部芙美子」が謎に迫ります。

最後の見事などんでん返し迄の筋立てもしっかりしていて安心して楽しめる作品です。

焦茶色のパステル (講談社文庫)
講談社 [著] 岡嶋 二人
発売日:1984-01
ランキング&評価:---位 4.0
価格:¥ 630 [2007-11-24 Amache]
4 - 骨太のドラマが良いですね
3 - 馬が憐れ・・・
4 - 手堅くまとめられた作品
3 - 競馬を知らなくても
5 - 競馬のロマンを教えてくれました