流れ星の冬

熟年ハードボイルド

久々に大沢作品を読みました。

私が読んだのは2007年11月30日第16刷です。
やはり、かなり読まれているんですね。

40年近く前に闇の稼業から足を洗い、大学教授として平和に暮らしていた「葉山」が主人公です。

ある日突然「葉山」の過去を知るものから追われ始めます。
葉山は、自分自身に拘り眠っていた心の牙をむき出し、相手に挑みます。

葉山の言動の中に男ならこんな風に年輪を重ねたいな、と言う部分が多々出てきます。

スムースな物語の展開と結末、新年早々、すっきりしました。

流れ星の冬 (双葉文庫)
双葉社 [著] 大沢 在昌
ASIN:4575506575 /文庫/429頁
発売日:1998-09
ランキング&評価:---位 3.5
価格:¥ 800 [2008-01-01 Amache]
4 - 男はこうありたい。
3 - ほぼ満足