コンピュータの熱い罠

結婚相談所が舞台

個人情報をコンピューターで管理する結婚相談所が舞台です。

ある日、個人情報が増殖していることに気が付いた「夏村絵里子」。

それを伝え聞き、ある事実に気が付いてしまった「古川」。

個人情報の管理は現在も問題になることが多い話題ですが、20年以上前にテーマとして取り上げていたことに驚きを感じます。

コンピューターの通信用の道具として音響カプラーが出て来ますが、この小説が書かれた当時の状況が窺い知れて、反って面白かったりします。

他の作品同様理屈抜きに楽しめます。

コンピュータの熱い罠 (講談社文庫)
講談社 [著] 岡嶋 二人
ASIN:4062731347 /文庫/321頁
発売日:2001-03
ランキング&評価:---位 3.5
価格:¥ 730 [2008-01-06 Amache]
4 - 確かに結婚相談所はディープな個人情報持ってそうだなぁ
3 - 情報保護はここから生まれた?
3 - 岡嶋作品制覇中