黒いモスクワ ST警視庁科学特捜班

面白い!

FSBKGBの後継組織)、怪僧ラスプーチン、ロシアマフィア、シャンバラ伝説、ポルターガイスト現象と内容は多岐に渡るのですが、すっきり見事に纏めています。
登場人物も、最初は赤城と百合根の二人だったのが、他の四人も合流し五人組みが全て揃い怪僧ラスプーチンゆかりの教会を買い取ったロシアマフィアの怪死事件の謎を一つ一つ解いていきます。

五人それぞれが非常にユニークで、しかも丁寧に個々の人物像を描いているのですが、この作品でも、無口な黒崎の存在感が際立っています。

この「ST警視庁科学特捜班」シリーズを全て読破したくなりました。

黒いモスクワ―ST警視庁科学特捜班 (講談社文庫)
講談社 [著] 今野 敏
ASIN:4062739305 /文庫/310頁
発売日:2004-01
ランキング&評価:---位 4.0
価格:¥ 600 [2008-08-11 Amache]
4 - キャラクターが良いシリーズ。