七日間の身代金

素人探偵が謎を解明

警察署長の娘「近石千秋」とその恋人?「槻代要之助」が主人公です。

いわゆる、密室物です。
警察なら真っ先に調べるところを調べていない等??という箇所もありますが、随所に伏線が張り巡らしてあり、トリックも岡嶋二人らしく上手く出来ています。

さらっと読めてしまうのですが、全体的に「学芸会」のような雰囲気が漂い過ぎているのが気になりました。

蛇足です。
私が読んだのは講談社文庫 2006年1月27日第3版ですが、斎藤純氏による解説の326ページに誤字があります。
「槻代要之助」であるべきところが、「"楓"代要之助」になっていました。
貴重品として保存しようと思います。

七日間の身代金 (講談社文庫)
講談社 [著] 岡嶋 二人
ASIN:406263824X /文庫/331頁
発売日:1998-07
ランキング&評価:---位 3.0
価格:¥ 580 [2007-11-17 Amache]
3 - 果たして「本格派好き」何を求める?
3 - やはり時代が
3 - ちょっと古いかな?
5 - 岡嶋作品制覇中
2 - 岡嶋作品制覇中