どんなに上手に隠れても

得意の誘拐ものです。

面白くて最後まで一気に読んでしまいました。

売り出し中のアイドル歌手が白昼堂々とテレビ局から誘拐されます。

このアイドル歌手をCMに起用し新商品の発売を計画していた企業のやり手宣伝マンが、この事件を逆に利用しようとします。

犯人の大胆で派手な手口、翻弄される警察、ハイエナのようなカメラマン、ご都合主義のマスコミ。

スピード感、伏線、トリック、心理描写、どれをとっても一級の作品です。

今回は、私の推理も大分良いところまで迫ったのですが、解き明かすまでは行きませんでした。

是非一読下さい。

どんなに上手に隠れても (講談社文庫)
講談社 [著] 岡嶋 二人
ASIN:4061854348 /文庫/377頁
発売日:1993-07
ランキング&評価:---位 4.0
価格:¥ 620 [2007-12-22 Amache]
3 - 読んでいる最中は面白いのだが…
3 - 他の作品と比較してしまうので
5 - お気に入りの作品なので甘め評価で☆5つ
4 - 傑作アクション推理小説